ひきこもり大学とはひきこもっている本人が先生になって、ひきこもっていた経験や知識・知恵を親や家族、関心のある一般の人たちに伝えることによって、周囲の誤解を解き、家族関係を改善していくというもの。従来の当事者だけ家族だけ支援者だけといった集まりに陥りやすい停滞感や行き詰まり感を打開する手立てとして北海道でも初めて「ひきこもり大学」を北海道ひきこもり居場所支援プログラム開発モデル事業として採用した。
「道産子」と「ひきこもり」をあわせて「道産こもり」、179は北海道の市町村数を指す。全道のひきこもり当事者、またはひきこもり経験者の知恵を集めた大学という意味。東京、大阪などで開催されてきた「ひきこもり大学」の北海道バージョン。