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まで通りのスタンスで送り続ける」2人(25.0%)、さらに稀に見られる慎重に対応していく事項とし

て「親が返信するよう勧めていないか精査する」1人(12.5%)の順となった。 

 Q10-1-1.「その他」の内訳としては、返信が来たことがないため「まだわからない」という回答や

具体例として「引け目を感じている内容に『それは大丈夫だよ』という気持ちを伝える。返信をくれ

たことに『うれしかった』

『ありがとう』と自分の気持ちを伝える」、さらには返信があったことでピ

アサポーターとして「有頂天にならない、慎重に進めることが必要」という注意点も挙げられた。 

 

 

Q11-1.長期にわたり絵はがきを郵送することを続けた結果、まったく反応のなかった当事者への対

応についてどのように対応するかについては、反応がなくても受け取ることに意義があり「無反応で

も送り続ける」6人(75.0%)がもっとも多く、次いで自分以外の人にも選択肢を広げる意味で「担当

ボランティアを変更し再度送る」

「その他」各3人(37.5%)、

「電子メールなど別な方法に切り替える」

2人(25.0%)ことで方法を見直すこと、

「送る頻度を減らす」

「ある一定期間をめどにいったん打ち切

る」「第三者(専門職)に相談し客観的に評価してみる」各1人(12.5%)を占めた。 

Q11-1-1.「その他」の内訳では、

「身内に様子を尋ねてみる。拒否的であれば効果はない」

「保護者

に状況を聞いた上で団体に伝え検討する」という意見があった。 

 

Q12-1.手紙(絵葉書)によるアウトリーチ実践の終結をどの時点で判断するのが妥当かについては、

「本人の申し出による」は8人(100%)全員が回答。次いで申し込み者が親であることもあり「親の

申し出による」5人(62.5%)、やむを得ない事情を理由に「担当するボランティアの退任による」3

人(37.5%)、

「対面援助などが可能になる」2人(25.0%)、「その他」1人(12.5%)となった。 

「その他」の内訳では、「人生の縁と考えれば細い縁をつなぐのも必要かと」という意見もあり、

細く長くつながっていることも大切ではないかという見方もあった。 

 

75.0

37.5

12.5

12.5

25.0

12.5

37.5

無反応でも送り続ける(n=6)

担当ボランティアを変更し再度送る(n=3)

送る頻度を減らす(n=1)

ある⼀定期間をめどにいったん打ち切る(n=1)

電⼦メールなど別な⽅法に切り替える(n=2)

第三者(専⾨職)に相談し客観的に評価してみる(n=1)

その他()(n=3)

不明(n=0)

Q11-1.まったく反応のなかった当事者への対応についてN = 8

100.0

62.5

25.0

37.5

12.5

本⼈の申し出による(n=8)

親の申し出による(n=5)

対⾯援助などが可能になる(n=2)

就学・就労による(n=0)
転居・⾃活による(n=0)

⼊院治療による(n=0)

グループホームなど施設⼊居による(n=0)
担当するボランティアの退任による(n=3)

その他()(n=1)

不明(n=0)

Q12-1.終結をどの時点で判断するのが妥当かについてN = 8