― 56 ― 

 

こうした気持ちは実働にどう影響されただろうか。Q8-1.

 今回手紙を活用したピア・アウトリーチ

を月2回の頻度で行うことになっていたが、実際はどうだったかについてでは、

「月2回行った」6

人(75.0%)、

「不定期で行った」2人(25.0%)と7割以上のひきこもりピアサポーターは月2回送り

続けた。 

 

Q9-1.今回絵はがきを郵送するにあたって、気を付けたことについては、全質問項目において回答

者が見られたが、とくに当事者がされて嫌なことだと感じている「学校や仕事のことには触れない」

に7人(87.5%)が気を付けたこととして第一に挙げた。次いで「絵葉書や切手に工夫を凝らす」5

人(62.5%)、

「返信を求めない」4人(50.0%)、「守秘義務」「外出を強要しない」「相手の興味関心を

重視する」各3人(37.5%)が上位を占めた。 

 Q9-1-1.「その他」1人(12.5%)の内訳では、相手が喜ぶためには自分がやっていて何よりも楽し

いと思うことが重要であり「つくっていて楽しい絵葉書にする(自分も楽しいことが大切)」などひ

きこもり経験者としての貴重な意見が出された。 

 

またQ10-1.

 今事業では「返信を求めないこと」が条件であったが、相手の当事者からもしも返信

があった場合の対応については、「必ずその内容に対して返答する」5人(62.5%)がもっとも多く、

次いで「その他」3人(37.5%)や、月2回郵送するなかで対応することなので「とくに返事をせず今

75.0

25.0

⽉2回⾏った(n=6)

不定期で⾏った(n=2)

⽉1回が限度であった(n=0)

その他()(n=0)

不明(n=0)

Q8-1.⼿紙を活⽤したピア・アウトリーチを⽉2回の頻度で⾏う、実際はどうだったかN = 8

37.5

25.0

50.0

87.5

37.5

62.5

37.5

25.0
25.0
25.0

12.5

守秘義務(n=3)

個⼈差出名で送る(n=2)

返信を求めない(n=4)

学校や仕事のことには触れない(n=7)

外出を強要しない(n=3)

絵葉書や切⼿に⼯夫を凝らす(n=5)

相⼿の興味関⼼を重視する(n=3)

メッセージは短信につとめる(n=2)

情報を提供する(n=2)

旅先などから郵送する(n=2)

その他()(n=1)

不明(n=0)

Q9-1.絵葉書を郵送するにあたって気を付けたこと

N = 8

62.5

12.5

25.0

37.5

必ずその内容に対して返答する(n=5)

⽂通を前提に交流を深める(n=0)

絵葉書から封書の⼿紙に切り替える(n=0)

親が返信するよう勧めていないか精査する(n=1)

とくに返信せず今まで通りのスタンスで送り続ける(n=2)

その他()(n=3)

不明(n=0)

Q10-1.相⼿の当事者から返信があった場合の対応についてN = 8