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こうした気持ちは実働にどう影響されただろうか。Q8-1.
今回手紙を活用したピア・アウトリーチ
を月2回の頻度で行うことになっていたが、実際はどうだったかについてでは、
「月2回行った」6
人(75.0%)、
「不定期で行った」2人(25.0%)と7割以上のひきこもりピアサポーターは月2回送り
続けた。
Q9-1.今回絵はがきを郵送するにあたって、気を付けたことについては、全質問項目において回答
者が見られたが、とくに当事者がされて嫌なことだと感じている「学校や仕事のことには触れない」
に7人(87.5%)が気を付けたこととして第一に挙げた。次いで「絵葉書や切手に工夫を凝らす」5
人(62.5%)、
「返信を求めない」4人(50.0%)、「守秘義務」「外出を強要しない」「相手の興味関心を
重視する」各3人(37.5%)が上位を占めた。
Q9-1-1.「その他」1人(12.5%)の内訳では、相手が喜ぶためには自分がやっていて何よりも楽し
いと思うことが重要であり「つくっていて楽しい絵葉書にする(自分も楽しいことが大切)」などひ
きこもり経験者としての貴重な意見が出された。
またQ10-1.
今事業では「返信を求めないこと」が条件であったが、相手の当事者からもしも返信
があった場合の対応については、「必ずその内容に対して返答する」5人(62.5%)がもっとも多く、
次いで「その他」3人(37.5%)や、月2回郵送するなかで対応することなので「とくに返事をせず今
75.0
25.0
⽉2回⾏った(n=6)
不定期で⾏った(n=2)
⽉1回が限度であった(n=0)
その他()(n=0)
不明(n=0)
Q8-1.⼿紙を活⽤したピア・アウトリーチを⽉2回の頻度で⾏う、実際はどうだったかN = 8
37.5
25.0
50.0
87.5
37.5
62.5
37.5
25.0
25.0
25.0
12.5
守秘義務(n=3)
個⼈差出名で送る(n=2)
返信を求めない(n=4)
学校や仕事のことには触れない(n=7)
外出を強要しない(n=3)
絵葉書や切⼿に⼯夫を凝らす(n=5)
相⼿の興味関⼼を重視する(n=3)
メッセージは短信につとめる(n=2)
情報を提供する(n=2)
旅先などから郵送する(n=2)
その他()(n=1)
不明(n=0)
Q9-1.絵葉書を郵送するにあたって気を付けたこと
N = 8
62.5
12.5
25.0
37.5
必ずその内容に対して返答する(n=5)
⽂通を前提に交流を深める(n=0)
絵葉書から封書の⼿紙に切り替える(n=0)
親が返信するよう勧めていないか精査する(n=1)
とくに返信せず今まで通りのスタンスで送り続ける(n=2)
その他()(n=3)
不明(n=0)
Q10-1.相⼿の当事者から返信があった場合の対応についてN = 8