居場所「よりどころ」

目的

本事業はひきこもりの状態にある本人やその家族が安心して相談できる環境を整備し、隙間のない支援体制を構築するため、ひきこもり本人やその家族を対象とした相談支援機能を持つ支援拠点として「よりどころ」を今年度試行的に設置し、平成31年度以降の実施に向けてニーズ把握や成果の検討を行うものです。
本事業がひきこもり本人やその家族にとって家庭以外の居場所となり、精神的安定を得られる支え合いの場となることによって、ひきこもり本人やその家族が再度意欲を持てるような場を提供することを目的として実施します。

内容

本事業はひきこもり本人やその家族が気軽に集まり社会参加へのきっかけづくりとなる「居場所機能」と、札幌市ひきこもり地域支援センター相談窓口としての「相談機能」、並びにひきこもり経験を有するピアサポーターによる相互に支え合い学び合う「学習機能」を併せ持つことで、専門窓口等の支援に結び付きやすくするとともに、ピアサポートによる関わりによって継続した来所へのエンパワメントを行い、家族支援から集団支援までの諸段階におけるひきこもり支援を行うものです。
札幌市を拠点にひきこもり当事者活動を推進している当NPOとひきこもりの総合相談窓口を担う「札幌市ひきこもり地域支援センター」の両者がこれまで蓄積してきたそれぞれのノウハウ(当事者活動としての「経験的知識」と相談機関がもつ「専門的知識」)を結集した新たな「相談機能」と「居場所機能」「学習機能」を併せ持つ居場所「よりどころ」設置運営事業を実施することによって、ひきこもり本人やその家族がもつ適切な支援ニーズを把握し、当事者等の一人ひとりの意欲の涵養や社会参加等を促進することを目的に実施いたします。
当事者団体と専門相談機関との協同による実践は全国的にも先行例は少なく、札幌市の試みが先駆的なものとして新たな「実践的知識」を生成していく成果に結び付けていきたいと考えています(図‐1)。

当事者団体と専門機関との協同実践による居場所「よりどころ」の目的

図‐1)当事者団体と専門機関との協同実践による居場所「よりどころ」の目的

実施組織体制

居場所「よりどころ」は当NPOと札幌市ひきこもり地域支援センターとの協同による実施組織体制であり、その組織及び主なる役割機能分担体制は図-2)に示すとおりです。

居場所「よりどころ」の組織及び主なる役割機能分担体制模式図

図‐2)居場所「よりどころ」の組織及び主なる役割機能分担体制模式図

支援職員体制

居場所「よりどころ」の実施にあたっての支援職員体制は、ひきこもり支援に従事した経験を持つ支援員1名と、当NPOが選定したひきこもりピアサポーターを4名上限に配置する。また毎月の例会活動には札幌市ひきこもり地域支援センターから社会福祉士又は精神保健福祉士を有する専門職相談員1名が派遣され当NPOの支援員、ひきこもりピアサポーターとともに例会活動や学習・相談活動にあたります。
居場所「よりどころ」の支援職員体制は図-3)に示すのとおりです。

居場所「よりどころ」の支援職員体制

図‐3)居場所「よりどころ」の支援職員体制

詳細は以下のPDFをご参照ください

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