理事長挨拶

 社会的に虐げられてきた当事者が支援を受ける対象ではなく、自らの課題として取り組む活動が広がっています。まさに当事者発の実践体が全国的に広がりゆくなかで当事者主体の時代が到来しています。こうしたなかで私たちNPOも自分事として、できる事業に関係をもってさまざまな人たちとの交流を通して失われてきた自信を取り戻してきたといえます。現代の地域社会はますます他者に対して攻撃的要素が厳しくなり、その矛先が弱いものへと向けられがちです。それぞれの当事者ができることは限られていますが、しかしつながることで新たな道筋を見つけ出すことができる可能性が秘められています。一人でも多く当事者が私たちNPOの仲間となり、これからの地域社会をともに切り拓いていく実践活動ができることを願っています。

理事長 田中 敦(Atsushi Tanaka)

Profile

複数の「いじめ」から「不登校・ひきこもり」となり「中学浪人」を経験。遅れて高校へ進学し、そのまま大学に進み卒業。いったん社会に出るも躓き辞めた後は社会活動をしつつ社会人枠にて大学院に進む。卒業後は大学講師や高校付スクールソーシャルワーカーをする傍ら当NPO法人のみならず他の法人の理事や監事などの公職を兼務する。

実践研究業績については下記URLにてご確認ください。
http://researchmap.jp/letter-post